ポール・マッカートニーがVR制作プロダクションJauntとのコラボレーションで、VR(仮想現実)によるドキュメンタリー映像シリーズ「Pure McCartney VR」をリリースしました。
Paul creates new 6-part series of VR documentaries w/@jauntvr for #PureMcCartney https://t.co/5fXZhbERLQ Details: https://t.co/rXICaUef73
— Paul McCartney (@PaulMcCartney) May 24, 2016
ポールのプライベートスタジオで収録されたこのドキュメンタリーは、楽曲にまつわるエピソードや想い出をポールとともに”体験”できるような内容になっており、6部作=エピソードは、それぞれ'Dance Tonight', 'Coming Up', 'My Valentine', 'Mull of Kintyre' and 'Early Days'と名付けられ、順次リリースされます。
監督はSoul Asylumのミュージックビデオ「Runaway Train」でグラミー賞を受賞した他、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ジョニー・キャッシュ他のミュージックビデオを手がけた、トニー・ケイが担当しています。
音響は、ビートルズのアルバム『リボルバー』『サージェント・ペパーズ』『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』『アビイ・ロード』とポール・マッカートニー & ウイングスのアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』を手がけたジェフ・エメリックが手がけています。
VR制作を担当したプロダクションJauntは、”Cinematic VR”を掲げて、彼らが独自に開発した高画質VRカメラを活用したクオリティの非常に高い映像作品を多数制作しています。THE BIG PARADEは彼らとコンタクトした際、「多数のプロジェクトで高画質カメラが引っ張りだこの状態」と述べていました。
各エピソードは、Jaunt VRアプリでリリースされ、現在2エピソードが配信されています。
対応デバイスは、 iOS, Android, Gear VR, Oculus Rift, HTC Vive、Desktop 360でPlayStation VRにも対応予定です。
ポールのような大物アーティストがいち早くVRコンテンツを手がけ、彼の要求するクオリティを実現するテクノロジーを持つアメリカのVRプロダクション。今後も注目です。
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